バトル解説_第7回
最終更新：
akashic_lin 2024年06月03日(月) 23:44:58履歴
| アナデンバトル解説シリーズ | ||
| Prev:第6回 「パーティを組んでみよう」 | Now:第7回 「敵を知り己を知れば百戦殆からず」 | Next:第8回 「効率的なバフ・デバフの運用法」? |
| アナデンバトル解説トップページに戻る | ||
今回の講座の目的 
- 敵の行動パターン把握の意義を知る。
- 敵の行動を踏まえ、逆算式で行動を取れるようにする。
7-1. 敵の行動パターン
強敵戦に挑戦する際に重要になるのが、敵の行動パターンを正しく知ることになります。
アナデンの戦闘では、原則として敵の行動はターン数に応じた規則的な行動を取るようにパターン化されています。
初見では敵の厄介な行動や強力な攻撃の前に力尽きることが多いものの、装備やメンバーを工夫することで対策を取ることが行いやすいのです。
今回は、アナデンWikiに掲載されている行動パターン表の見方も解説しながら、主な厄介な行動の紹介とその対策を解説していきたいと思います。
アナデンの戦闘では、原則として敵の行動はターン数に応じた規則的な行動を取るようにパターン化されています。
初見では敵の厄介な行動や強力な攻撃の前に力尽きることが多いものの、装備やメンバーを工夫することで対策を取ることが行いやすいのです。
今回は、アナデンWikiに掲載されている行動パターン表の見方も解説しながら、主な厄介な行動の紹介とその対策を解説していきたいと思います。
7-2. 厄介な行動の類型と対策
敵の厄介な行動や全滅に繋がるパターンというのは、ある程度類型化されています。
まずは、それらのパターンと対策について学んでいきましょう。
まずは、それらのパターンと対策について学んでいきましょう。
7-2-1. 火力が高すぎる
最も全滅確率の高いパターンが「敵の火力が高すぎる」というものです。
この原因はシンプルに�‥┐力嗄蓮γ寮�のステータスが高い、�▲好�ルの威力が高いというものがほとんどで、時折�８把螢瀬瓠璽犬凌�値が高すぎる、�ぢ粟�（物理）耐性デバフのせいでダメージが増加するというものがあります。
対策の仕方は以下の通りです。
この原因はシンプルに�‥┐力嗄蓮γ寮�のステータスが高い、�▲好�ルの威力が高いというものがほとんどで、時折�８把螢瀬瓠璽犬凌�値が高すぎる、�ぢ粟�（物理）耐性デバフのせいでダメージが増加するというものがあります。
対策の仕方は以下の通りです。
| 原因 | 対策 |
| 敵の腕力・知性のステータスやスキル威力が高い | 高倍率の 腕力デバフや 知性デバフを付与しつつ、 物理耐性バフや 全属性耐性バフを展開する。 |
タンクキャラが 挑発（単体攻撃を強制的に自身にターゲットさせる）や 庇立て（被ダメージ2倍の代わりに全体攻撃を自身だけで受ける）を使う。 | |
タンクキャラが 守護（発動回数や条件に制約があるものの、自身だけで全てのダメージを受け、なおかつ戦闘不能にならない）を使う。 | |
| 固定ダメージの数値が高すぎる | 装備を工夫し、味方全員のHPを盛る。 |
| グラスタに九死一生錬成鉱石を付与し、一撃だけHP最大時からの即死ダメージを耐える。 | |
| タンクキャラが守護を発動し、固定ダメージを自身だけで受ける。 | |
| 属性（物理）耐性デバフの倍率が高い | 味方に属性（物理）デバフ耐性グラスタ<武器種>を装備させる。 |
| グラスタ持ちやグラスタ枠の空いた味方に属性（物理）デバフ耐性グラスタ【P】を装備させる。 |
7-2-2. 敵に先行される
敵に先行されてしまい、こちらが有効な行動を取ることなくパーティが壊滅するというパターンもあります。
こちらは�‥┐梁�度が高すぎる、��敵の行動が先制行動扱いという2つが主な原因となります。時折敵が強烈な速度デバフを付与する場合がありますが、現環境ではほとんど見られないギミックです。
対策の仕方は以下の通りです。
こちらは�‥┐梁�度が高すぎる、��敵の行動が先制行動扱いという2つが主な原因となります。時折敵が強烈な速度デバフを付与する場合がありますが、現環境ではほとんど見られないギミックです。
対策の仕方は以下の通りです。
| 原因 | 対策 |
| 敵の速度が高すぎる | 高倍率の 速度デバフを付与し、こちらが確実に先制して動けるようにする。 |
シュゼットの「ソニックランス」などで、 先制行動付与バフを味方に展開する。 | |
| 初手の攻撃を九死一生錬成などで耐え、その後は後攻行動を前提とした行動パターンを組む（行動後HP回復、前のターンに受けの準備をしておくなど）。 | |
| 敵が先制行動を発動する | 予め先制行動付与バフを味方に展開し、その上で 速度バフを盛っておく。 |
| 速度勝ちした状態で味方のタンクやサポーターも先制行動スキルを使用する。（守護系スキルは大体先制行動扱いのことが多い） |
7-2-3. 厄介な状態異常
各種状態異常のせいで行動が出来ないというのも、負け筋としてはよくあるパターンです。
毒やペインのようなダメージを与える状態異常はそこまで厄介度は高くないものの、暗闇や混乱、凍結などの行動妨害は全滅に直結することが多くあります。
対策の仕方は以下の通りです。
なお、状態異常を防ぐ各種装備は以下の入手先が存在します。入手していない場合は確実にゲットしましょう。
毒やペインのようなダメージを与える状態異常はそこまで厄介度は高くないものの、暗闇や混乱、凍結などの行動妨害は全滅に直結することが多くあります。
対策の仕方は以下の通りです。
| 原因 | 対策 |
| 毒・ペインのダメージが高すぎる | 腕力・知性依存の場合は高倍率の腕力デバフや知性デバフを付与する。 |
| 固定ダメージの場合は装備でHPを盛る、ターン終了時回復（ピチカの「オラトリオ」やテトラの「スパルクリベリオン」など）を活用する。 | |
| 暗闇・混乱・凍結・封印などが厄介 | サポーターに各種状態異常を防ぐバッジを装備させる。 |
サポーターが 状態異常バリアを展開する。 | |
| ターン終了時回復や状態異常付与後の状態異常回復（フレッシュヒールなど）を活用する。 |
| 装備名 | 特殊能力 | 入手先 |
| 凍結耐性バッジ | 凍結耐性+100% | 「緑風の村 フィレイラ」ベアリング交換報酬 「ヴァイゼル山」宝箱(要強化ドリル) |
| ペイン耐性バッジ | ペイン耐性+100% | 廻生「封じられし禍つ魍魎の試練 Stage3」ミッション報酬 |
| 暗闇耐性バッジ | 暗闇耐性+100% | 協奏「COMPLEX DREAM」餌やり40回報酬 「監獄船 ガルファゲン」宝箱 |
| 混乱耐性バッジ | 混乱耐性+100% | 「旧教会圏 メルロ区」プリズム・ダスト交換報酬 「妖魔殿」宝箱 |
| 石化耐性バッジ | 石化耐性+100% | 「アルカディア 拠点」宝箱 「ドグマの塔 100F」宝箱 外伝「天蓋の塔と幽冥の魔女 第2話」イベントで入手 |
| 挑発耐性バッジ | 挑発耐性+100% | 「月影の森 猫道?」混沌の雫交換報酬 |
| 封印耐性バッジ | 封印耐性+100% | 「月影の森 猫道?」混沌の雫交換報酬 |
| 睡眠耐性バッジ | 睡眠耐性+100% | 「オメガポリス・中層」宝箱 「サルーパ 猫道?」混沌の結晶交換報酬 |
| 気絶耐性バッジ | 気絶耐性+100% | 廻生「封じられし禍つ魍魎の試練 EX3」ミッション報酬 「月影の森 猫道?」混沌の雫交換報酬 |
| 料理武器 | 毒耐性+100% | 協奏「光陰の尾、四天の星々?」で各種料理をマスターすると入手可能 |
| 月界防具 | 全状態異常耐性+50% | 作成素材は「月の廃都」「シュナウド城」で入手。強化素材はアナザーダンジョン「失楽の都」で入手。 |
| 冥鬼の薙刀(打ち直し) | 気絶・睡眠・凍結耐性+100% | 素材は「鬼蜘蛛?」撃破で入手。強化素材は第3部前編「機人世界 メタラニカ」で集める |
7-2-4. 吹き飛ばし
7-2-5. MPダメージ
MPダメージによる詰み盤面も時折発生します。近年の強敵戦では当たり前のように高倍率のMPダメージを展開するため、何かしらの対策が要求される場面が多く発生します。
主な対策は以下の通りです。
主な対策は以下の通りです。
| 原因 | 対策 |
| スキルによるMPダメージが痛い | タンクキャラが庇立てや守護を発動し、自身だけで受ける。 |
| MPダメージ持ちの行動を受けさせるデコイ（囮役）を一人決めておき、それ以外のキャラを全員後衛に下げておく。 | |
| スキルやVC、バディの行動（キュモスなど）を活用し、MP回復を行う | |
 MP消費量減少バフを付与して実害を減らしたり、AFを発動してMP消費0で行動を行う。 |
7-2-6. ストッパー時行動
非公式難易度表の☆10以上のエネミーになると、敵は当然のようにストッパー時にカウンターで攻撃を発動するようになってきます。
AF発動後の受けを考えて行動を取る必要があります。
主な対策は以下の通りです。
AF発動後の受けを考えて行動を取る必要があります。
主な対策は以下の通りです。
| 原因 | 対策 |
| ストッパー後に高火力の攻撃が飛んでくる | AF中などに高倍率の腕力デバフや知性デバフを付与しつつ、物理耐性バフや全属性耐性バフを展開する。 |
| タンクキャラが挑発や庇立て、守護を使う。 | |
| グラスタに九死一生錬成鉱石を付与し、一撃だけHP最大時からの即死ダメージを耐える。 | |
| ストッパー時攻撃で死なない場合、ターン終了時回復や状態異常付与後の状態異常回復（フレッシュヒールなど）を活用する。 | |
| ストッパー後の状態異常付与が厄介 | サポーターが状態異常バリアを展開する。 |
| ターン終了時回復や状態異常付与後の状態異常回復（フレッシュヒールなど）を活用する。 |
7-2-7. バフ・デバフ解除
バフ・デバフ解除はそれ自体で全滅を招く要素ではありませんが、次のターンの行動で適切な対策を取らないと一瞬でパーティが瓦解してしまいます。
また、一部の強敵戦ではストッパー時状態異常解除→攻撃行動→受けのない状態で被弾→全滅というパターンが発生することもあり、見た目以上に厄介度が高い行動となっています。
主な対策は以下の通りです。
また、一部の強敵戦ではストッパー時状態異常解除→攻撃行動→受けのない状態で被弾→全滅というパターンが発生することもあり、見た目以上に厄介度が高い行動となっています。
主な対策は以下の通りです。
| 原因 | 対策 |
| バフ・デバフ解除後に行動の猶予がある | サポーターが再度各種バフ・デバフを撒き、盤面を再構築する。 |
| AFを発動し、各種バフ・デバフの展開を行って盤面を整え直す。 | |
| バフ・デバフ解除後に行動の猶予がない | AF中にタンクキャラが守護を使い、無理やり自身だけでダメージを受ける。 |
7-3. 敵の緩手を見抜け
敵の行動パターンを詳しく見てみると、常に強力なスキルや厄介な状態異常を連打するというのはあまり多くありません。
むしろ、行動パターンの中には敢えて攻撃や補助の緩むタイミングがあります。
敵の行動の苛烈さが緩むタイミングこそ、こちらが攻撃や補助を展開する大チャンスとなるのです。
こうした緩手を適切に見抜くことも、強敵攻略には欠かせません。
では、具体例を見てみましょう。
例えば、上記の行動パターンを取るエネミーがいる場合、どこが敵の行動の「緩手」にあたるでしょうか？
考え方のポイントは、そのターンは余程のことがなければ死なないといえるタイミングを掴むことにあります。
緩手を見抜いたら、そのタイミングでAFの発動や攻めの準備を行うことが重要となります。
裏を返せば、攻めのタイミングが整うまでは受けを重視して行動することが重要といえるのです。
次は応用パターンです。
このエネミーはストッパー発動時にバフ・デバフ解除を行うほか、ストッパー時に行動がキャンセルされず、ストッパー到達後に強烈な攻撃がほぼ受けなしの状態で飛んできます。
では、どこのタイミングでAFを発動してストッパーに到達させるのが最適でしょうか？
このように、敵の行動パターンの緩手が分かれば、そこまでにパーティをどのように動かすべきか、誰を使って受けを行うかなどが見抜けるようになります。
特に自分の実力より格上のエネミーや、火力を出すだけでは対処できないエネミーに挑む時には、敵の緩手を見抜くという意識を強く持ちましょう。
むしろ、行動パターンの中には敢えて攻撃や補助の緩むタイミングがあります。
敵の行動の苛烈さが緩むタイミングこそ、こちらが攻撃や補助を展開する大チャンスとなるのです。
こうした緩手を適切に見抜くことも、強敵攻略には欠かせません。
では、具体例を見てみましょう。
| エーギルの行動パターン | |||
| 以下の行動を実行 | |||
| Turn | 行動 | 属性 | 説明 |
| 1 | 精霊の大防壁 |  | 味方全体に全属性耐性UP(中/5ターン) |
| ふっ飛ばし | | 敵単体を強制的に後列に移動 | |
| 2 | アイシクルフォース |  | 敵全体に水属性の突攻撃+気絶を付与 |
| 3 | 精霊の加護 | | 自身に腕力15%UP+知性15%UP+速度15%UP(小/5ターン) |
| 精霊の裁き | | 敵全体に現HPの99%固定ダメージ | |
| 4 | ドゥームウォーター |  | 敵全体に火属性の魔法攻撃+ペインを付与(最大HPの15%固定ダメージ) |
| 5 | ドレッドウォーター | | 敵単体に水属性の魔法攻撃+混乱を付与 |
| ディスエンチャント | | 敵全体のバフ・デバフを全解除 | |
| 6 | 精霊の大刃 | | 敵全体にHP1000固定ダメージ |
| 精霊の刃 | | 敵全体にHP800固定ダメージ | |
考え方のポイントは、そのターンは余程のことがなければ死なないといえるタイミングを掴むことにあります。
解答はこちら
裏を返せば、攻めのタイミングが整うまでは受けを重視して行動することが重要といえるのです。
次は応用パターンです。
このエネミーはストッパー発動時にバフ・デバフ解除を行うほか、ストッパー時に行動がキャンセルされず、ストッパー到達後に強烈な攻撃がほぼ受けなしの状態で飛んできます。
では、どこのタイミングでAFを発動してストッパーに到達させるのが最適でしょうか？
| ラヴォーグγの行動パターン | |||
| 以下の行動を実行 | |||
| Turn | 行動 | 属性 | 説明 |
| 1 | メテオライトW |  | 敵全体に地属性の打攻撃+腕力DOWN+知性DOWN(小/4ターン) |
| 2 | デンシティ2000 | | 敵単体にHP2000固定ダメージ+物理耐性UP(中/2ターン) |
| 3 | クアドラスター |  | 敵単体に地属性の魔法攻撃(4回行動) |
| 4 | オリオンSS | | 敵全体に地属性の打攻撃+HP1500固定ダメージ |
| ストッパー到達時、以下の行動を実行(そのターンの本来の行動も実行) | |||
| Turn | 行動 | 属性 | 説明 |
| ※ | ビッグ・バン | | 敵味方全体のバフ・デバフを全て解除+自身のHPを100%回復+ZONEを解除 |
解答はこちら
特に自分の実力より格上のエネミーや、火力を出すだけでは対処できないエネミーに挑む時には、敵の緩手を見抜くという意識を強く持ちましょう。
7-4. ギミック看破の基本はテキスト読み
難易度の高いエネミーになると、敵に厄介なギミックが付与されることも多くなります。
しかし、これらのギミックを理解する際にも重要になるのがテキスト読みのスキルです。
ここでは、いくつか敵の蓄積、オーラなどのギミックを紹介しつつ、どのように対策を立てるべきかを考えてみましょう。
【Case1. ［暴風王］イカルガ】
テキスト読みの基本は「分解」であることを思い出しつつ、要素に分けて読解してみましょう。
1つ目のオーラは「敵の速度が600以上」で発動し、敵の行動が全て先制行動化することが分かります。（バリア貫通は今回は脇においておきましょう）
2つ目のオーラは「弱点攻撃を受けた時」に発動し、敵の体制が上昇し、更に敵の速度が2倍になることが分かります。
これら2つのオーラ効果の要素をまとめると、2つ目のオーラ効果を弱点攻撃で発動させてしまうと、敵の耐性が上昇するだけでなく、敵の速度が大幅上昇して敵の行動が常に先制行動化するという、極めて厄介な盤面が構築されてしまいそうです。
では、対策はどのようにすれば良いのでしょうか？
2つ目のオーラ効果を発動することがパーティ瓦解の原因になるのですから、弱点属性で攻撃をしないということが重要な対策となるのです。
【Case2. 冥竜王の影】
敵の主なギミックのポイントになるのが、1つ目の蓄積「冥竜王の障壁」となります。
こちらもテキスト読みの考え方で分解してみると、�．瀬瓠璽犬鮗�けると蓄積1消費、��蓄積数に応じて自身の腕力・知性と耐性がUPという2つの要素に分解することが出来ます。
最大蓄積数は99なので、戦闘開始時の状態では腕力・知性は297、各種耐性に至っては990%UPという状況になっています。
そもそも耐性を減らさなければダメージが通らないので、まずはこの蓄積を減らすことが必要になりそうですね。
ここでテキストを見てみると、「ダメージを受けると1消費」とあります。とすると、このエネミーを攻略するにはAF時などに連撃数などの手数をしっかりと稼いで攻撃する必要がある、ということが分かります。
（なお、無属性魔法攻撃なら敵のギミックを踏み倒せるという抜け道もありますが、今回の講座の趣旨ではないのでスルーします）
しかし、これらのギミックを理解する際にも重要になるのがテキスト読みのスキルです。
ここでは、いくつか敵の蓄積、オーラなどのギミックを紹介しつつ、どのように対策を立てるべきかを考えてみましょう。
【Case1. ［暴風王］イカルガ】
| オーラ情報 | |||
| Icon | オーラ名 | 説明 | |
 | 「煌めく翼の紋章」 | 発動条件：速度600以上 発動条件を満たした敵味方単体の行動順が先攻になる 発動条件を満たした敵味方単体に攻撃がバリアを貫通する効果が発生 | |
 | 「マッハオーラ」 | 発動条件：弱点攻撃を受けた時 発動条件を満たした敵単体の物理・魔法耐性90%UP 発動条件を満たした敵単体の速度が2倍になる | |
1つ目のオーラは「敵の速度が600以上」で発動し、敵の行動が全て先制行動化することが分かります。（バリア貫通は今回は脇においておきましょう）
2つ目のオーラは「弱点攻撃を受けた時」に発動し、敵の体制が上昇し、更に敵の速度が2倍になることが分かります。
これら2つのオーラ効果の要素をまとめると、2つ目のオーラ効果を弱点攻撃で発動させてしまうと、敵の耐性が上昇するだけでなく、敵の速度が大幅上昇して敵の行動が常に先制行動化するという、極めて厄介な盤面が構築されてしまいそうです。
では、対策はどのようにすれば良いのでしょうか？
2つ目のオーラ効果を発動することがパーティ瓦解の原因になるのですから、弱点属性で攻撃をしないということが重要な対策となるのです。
【Case2. 冥竜王の影】
| 蓄積情報 | |||
| Icon | 蓄積名 | 説明 | |
 | 「冥竜王の障壁」 | ダメージを受けると1消費 自身の腕力・知性が蓄積数×3UP+物理耐性と全属性耐性を蓄積数×10%UP(最大蓄積数99) | |
 | 「冥竜王の気」 | 特定の行動を行う際に味方に蓄積。ターンエンド時に2消費 最大MPと腕力・知性・物理耐性・全属性耐性が蓄積数×5%DOWN 蓄積数に応じて特定の攻撃の威力が増加(最大蓄積数20) | |
こちらもテキスト読みの考え方で分解してみると、�．瀬瓠璽犬鮗�けると蓄積1消費、��蓄積数に応じて自身の腕力・知性と耐性がUPという2つの要素に分解することが出来ます。
最大蓄積数は99なので、戦闘開始時の状態では腕力・知性は297、各種耐性に至っては990%UPという状況になっています。
そもそも耐性を減らさなければダメージが通らないので、まずはこの蓄積を減らすことが必要になりそうですね。
ここでテキストを見てみると、「ダメージを受けると1消費」とあります。とすると、このエネミーを攻略するにはAF時などに連撃数などの手数をしっかりと稼いで攻撃する必要がある、ということが分かります。
（なお、無属性魔法攻撃なら敵のギミックを踏み倒せるという抜け道もありますが、今回の講座の趣旨ではないのでスルーします）
7-5. 急戦と持久戦
アナデンの強敵戦への戦い方を2種類に大別すると、開幕AFや強力な攻撃で速攻をかける急戦、受けの盤面を整えて敵の行動を無力化し、適切なタイミングで一気に攻める持久戦の2パターンに分類できます。
どのような敵で急戦と持久戦を使い分けるべきなのかについて、簡単な考え方を知っておきましょう。
どのような敵で急戦と持久戦を使い分けるべきなのかについて、簡単な考え方を知っておきましょう。
7-5-1. 急戦を採用する時
急戦を採用するのは、ズバリ敵が開幕から強力な攻撃や厄介な行動を連打する場合です。
急戦の最大のメリットは「受け」の機会を最小限に出来ることにあります。敵の行動をいちいち受けていられない場合や、ストッパー到達時に敵の行動がキャンセルされるなど、攻めの恩恵が大きい場合はこちらを選択しましょう。
例えば、次のエネミーの行動パターンを見てみましょう。
このエネミーは元々の能力値が非常に高いうえ、1ターン目からランダムで一人を行動不能にするという非常に厄介な行動を取ってきます。
初手で悠長に受けのスキル展開や攻めの準備などを行っていたら、アタッカーやサポーターの行動が封じられて詰み盤面になってしまいます。
そこで開幕AFを発動して最大火力を叩き込み、一気にストッパーまで持っていくことで敵の行動をキャンセルし、ストッパー後の2ターン目で最大火力の非AF時攻撃を発動することで倒すというのがセオリーとなります。
急戦の最大のメリットは「受け」の機会を最小限に出来ることにあります。敵の行動をいちいち受けていられない場合や、ストッパー到達時に敵の行動がキャンセルされるなど、攻めの恩恵が大きい場合はこちらを選択しましょう。
例えば、次のエネミーの行動パターンを見てみましょう。
| 聖樹アスクラピアの行動パターン | |||
| 残りHP100%〜30%時、以下の行動を実行 | |||
| Turn | 行動 | 属性 | 説明 |
| 1 | 痛みを…取り除いてあげましょう | | いずれかの敵を行動不能にする+ターン終了時にスキルゲージ(最大HPの15%/6回行動)を付与 |
| 2 | 救いのために | | 敵全体に魔法攻撃+HP2500固定ダメージ+毒(1500固定ダメージ)+混乱+睡眠を付与 自身にダメージ80%カットバリア(10回)を付与 |
| 3 | 安寧を…… | | 敵全体に腕力DOWN+知性DOWN+速度DOWN(大/5ターン) |
| 悠久の風よ…… | | 敵単体を後列に強制移動させる | |
| 4 | 救いのために | | 敵全体に魔法攻撃+HP2500固定ダメージ+毒(1500固定ダメージ)+混乱+睡眠を付与 自身にダメージ80%カットバリア(10回)を付与 |
| 5 | 赦罪の時よ | | 敵全体に魔法攻撃 |
| ストッパー到達時、以下の行動を実行(本来の行動はキャンセル) | |||
| Turn | 行動 | 属性 | 説明 |
| ※ | 「なぜ邪魔するの……」 堅守陣を展開する | ||
初手で悠長に受けのスキル展開や攻めの準備などを行っていたら、アタッカーやサポーターの行動が封じられて詰み盤面になってしまいます。
そこで開幕AFを発動して最大火力を叩き込み、一気にストッパーまで持っていくことで敵の行動をキャンセルし、ストッパー後の2ターン目で最大火力の非AF時攻撃を発動することで倒すというのがセオリーとなります。
7-5-2. 持久戦を採用する時
一方で持久戦を採用するタイミングは、�，海舛蕕硫侘呂�不足していて一気に敵のHPを削りきれない場合、��敵が複数回復活する場合、��ストッパー時にいちいちバフ・デバフ解除を行う場合など、1ターンでの対処が難しいケースとなります。
この場合は一度受けの盤面を構築し、適切なタイミングでAFを発動した後、ストッパー時行動を実行した後は再度受けつつ攻めの準備を行っていく必要があります。
こちらも具体例を見てみましょう。
おなじみEPS-209 Murphyです。このエネミーは1〜4ターン目までダメージが非常に通りにくく、急戦を挑むのは非常に難しいエネミーです。
そこで4ターン目までは守備に徹し、5ターン目から攻めに転じることで撃破を狙います。
敵の特性に応じて急戦、持久戦のどちらを用いるかを考えることで、バトルプランの方針の大枠を立てると良いでしょう。
この場合は一度受けの盤面を構築し、適切なタイミングでAFを発動した後、ストッパー時行動を実行した後は再度受けつつ攻めの準備を行っていく必要があります。
こちらも具体例を見てみましょう。
| EPS-209Murphyの行動パターン | |||
| 1〜4ターン目は以下の行動を実行 | |||
| 1ターン目開始時：エリミネーションモードに移行 自身にダメージ90%カットバリアを付与(回数無制限) | |||
| Turn | 行動 | 属性 | 説明 |
| 1 | テロメアカース | | 敵全体に物理耐性・全属性耐性DOWN(中/3ターン) |
| アサシネイト |  | 敵単体に陰属性の斬攻撃+ペインを付与(最大HPの10%固定ダメージ/永続)(3回行動) | |
| 2 | テロメアバースト | | 自身に腕力UP(中/累積3/3ターン)+物理・魔法攻撃への迎撃を付与(1ターン) |
| ペインフルスラッシュ | | 敵全体に陰属性の斬攻撃+ペイン状態の敵に威力増加(1.5倍) | |
| 3 | テロメアバースト | | 自身に腕力UP(中/累積3/3ターン)+物理・魔法攻撃への迎撃を付与(1ターン) |
| サプレッション | | 敵全体に陰属性の斬攻撃+気絶・睡眠・暗闇を付与 | |
| 4 | テロメアパラドックス | | 敵全体に最大HPの15%→25%→50%のダメージ(累計で最大HPの90%ダメージ) |
| 5〜7ターン目は以下の行動を実行 | |||
| 5ターン目開始時：ステイブルモードに移行 自身のバフ・デバフを全解除+自身にダメージ無効化バリア20回+治癒を付与(3回)(最大HPの15%/30,879,406回復) | |||
| Turn | 行動 | 属性 | 説明 |
| 5 | アサシネイト | | 敵単体に陰属性の斬攻撃+ペインを付与(最大HPの10%固定ダメージ/永続)(3回行動) |
| 6 | ペインフルスラッシュ | | 敵全体に陰属性の斬攻撃+ペイン状態の敵に威力増加(1.5倍) |
| 7 | サプレッション | | 敵全体に陰属性の斬攻撃+気絶・睡眠・暗闇を付与 |
そこで4ターン目までは守備に徹し、5ターン目から攻めに転じることで撃破を狙います。
敵の特性に応じて急戦、持久戦のどちらを用いるかを考えることで、バトルプランの方針の大枠を立てると良いでしょう。
今回のまとめ
- まずは敵の行動パターンを知り、その対策を一つずつ考えよう
- 敵の行動の緩手を見抜けば、突破口が見いだせる
- オーラ・環境効果はテキスト読みの考え方で理解可能
| アナデンバトル解説シリーズ | ||
| Prev:第6回 「パーティを組んでみよう」 | Now:第7回 「敵を知り己を知れば百戦殆からず」 | Next:第8回 「効率的なバフ・デバフの運用法」? |
| アナデンバトル解説トップページに戻る | ||
このページへのコメント
※編集途中に誤って何度もコメント投稿してしまいました。
※お手数ですが、編集途中の投稿を全て削除いただけないでしょうか。
※以下、正式投稿です。
記事投稿ありがとうございます。
気になった点があります。
ギミック例として敵の名前を挙げて説明がなされていますが、どうせここは攻略サイトなのだから、と特にネタバレは気にしてない方針でしょうか？
特に気になったのは以下の2点です。
・7-2-3.厄介な状態異常
『〜暗闇や混乱（○○）、凍結などの〜』の○○の部分の表記で、今後戦うかもしれない敵が推測できてしまう。
・7-3（応用パターン）
解答文中にて『余談だが〜』で敵の重大なギミックのネタバレをしている。
初心者が見るかもしれないページなので、気になってしまいました。
本投稿をご迷惑に感じましたら申し訳ないです。
よろしくお願いします。
重複投稿に関して対応しました。
また、ネタバレに関しても対応を行いました。
早速の対応ありがとうございます！