最終更新: akashic_lin 2021年09月28日(火) 00:02:00履歴
ここでは、各種ストーリーの考察や検証などを取り扱います。
キャラクエやストーリーのネタバレには一切配慮していないので、見る方は自己責任でお願いします。
また、皆さんが導いた考察についてはコメント欄などで随時記入していただけると、非常に助かります。
キャラクエやストーリーのネタバレには一切配慮していないので、見る方は自己責任でお願いします。
また、皆さんが導いた考察についてはコメント欄などで随時記入していただけると、非常に助かります。
詳細な考察、現状の伏線部分のまとめは以下の各ページを参照して下さい。
- メインストーリー(第1部)
- メインストーリー(第1.5部)
- メインストーリー(第2部)
- 「祈りの魔剣」シリーズ
- 「IDAスクール」シリーズ
- 「わだつみ」シリーズ
- 「時の炭鉱」シリーズ
- 「天蓋の塔」シリーズ
- 「閉ざされた箱庭」シリーズ
- 「花の少女・輝く民の正典」シリーズ
- 「西方外典」シリーズ
- 「ロストラボ外典」シリーズ
このページへのコメント
外史5話読んでる時ずっと各キャラの言動発言に微妙な引っ掛かりを抱いていたんですが、幾つかの解釈レイヤーを重ねてなんとなくこういうことかなと考察が消化出来たので晒してみます
1枚目:クトゥルフtrpgを下敷きにしている
アルド達一行・マリー・イヴァン・(中盤からの)子供達・ノーマルエンドの商人達・例の“人”
僕が引っかかったのはこれら6つのグループの「意思疎通や判断が上手くいっていない」こと
商人達はアルド達の話を遮る勢いで「ここは黄金郷だ」「早速探索に出てみよう」と捲し立てているし、イヴァンは明らかあげたらヤバいモノを分かっていながら与えている
アルドらも出来るのか・どれだけ時間がかかるのか目算が立つ前に畑一本で考えており、目下の食料をとりあえず(裏技っぽいが)時空の穴の向こうから持ってくることを考えてもいない
マリーやマリー養父とは違う見解になってしまうが、食べ物以前に“福音の島そのもの”にsan値消失→狂気表まで陥らせる毒が蔓延しているのではないか
ex アルド達:過信・偏執症
マリー:不信・自己愛
子供達:幻聴・幻覚
2枚目:クトゥルフの旧神の理解出来ない・相容れない“異質な存在”という設定を引き込んでいる
クトゥルフ神話における旧神は現実の我々とは及びもつかない背景・法則・理論・価値を有している、こっちからしてみれば文字通り“意味の分からない”存在
本話はこれをグループお互いの存在・関係性という形に落とし込んでいる
子供達は物理的にも精神的にもかけ離れていくし、マリーはアルド達に隔意を抱いている
1枚目レイヤーの事情でより事態が拗れるためより「なんで」「どうして」などの疑問がぶつかり合うことになる
3枚目:一般化・日常化、およびアンサーの一つ
ただしこう言った「すれ違い」「不理解」はどこでも起こることで、何も旧神話を引っ張り出さなくてもそんじょそこらの日常に溢れかえっている
マリーとマリエルの問答も内容はともかくとして「ぶつかり合い」としてごく普通のものだし、生きてて「正体が分からないもの」と出会うことも少なくない
『そういったとき、どうする? 何が出来る?』
その問いを巡るのが本外史だったのかなぁ、と
逆に3→2→1枚目の順に見れば、テーマ→設定敷設→展開方法となり本外史をスタッフがどのように組み上げていったのかに当たるのかな
長々と駄文失礼しました
長文考察ありがとうございます。
確かに3>2>1の順で物語を組み立てていったと考えると分かりやすいですし、あの舞台そのものにsan値消失ギミックがある(というか島にやってきた人々時代、舞台の始まりの時点でsan値なくなってる)と考えるとアルド一行の行動の不自然さにも説明がつきそうですね…
ESミーユのキャラクエで言及される『聖女メアリ』が曙光時層のマリーのことかなと妄想してます。
目がほとんど見えない設定とか、おなじですし。
確かにそうですね…外史の物語は全て異時層のものであるという前提ですが、本時層のマリーは概ねノーマルエンドと同じ流れでミグレイナ大陸にやってきたのだと思います。
以下は完全に予想でしかないですが、西方と剣信仰を結ぶミッシングパーツが今回の外史だったのかなあと思います。
すなわち、島にたどり着いた人々は西方で異端とされた人々で、マリーが剣を抱いたのも彼女にとっての無意識の救いの象徴だった可能性があります。
外史5話は、マリエルの神殿の教えの始まりってことなのかなー。
中央の大陸からきた商人が聖女を連れ帰る的な?
マリエルが途中で話してた教典の、花びらのゆりかごから出て、花びらを集めて剣にして携えたとかいうの、マリーのことだよね?
同じスキル使えるし、見た目もなんか似てるし、マリーはマリエルのご先祖では
マリエル(ES)のキャラクエでもほんの少しだけつながりが示唆されていますが、それでも想像の範疇を出ないというのが実情ですかね……
ノーマルエンドで精神に致命的なダメージを受けてただの人形のようになったマリー=聖女を崇めていたということなのか……想像は尽きませんね。
ヨモツへグイ(黄泉戸喫)も黄泉の国のものを食べると黄泉の国から帰れなくなるという話なので…
胎動する植物を食べてしまうと同化してしまう、というのはわりと有り得そうなのかも。
怖い。
まさにあの植物を食べると異形と化すという設定を踏まえている感じがします。
外史5話の胎動する植物はけっきょく何だったんでしょうね…
個人的には、
・水を3回あげたあとの姿が変異した子供たちの姿と似てる
・攻撃時に出る「子株を植え付けた!」というメッセージ
から、「親株の一部を経口摂取した人間、もしくはその子供の体を作り変え、声を聞かせることで同種に変化させる特殊な生物」なのかなとは考えていますが……
ただなんで組織配列が人間に似ているのか、その説明はつきませんね。
あの辺りの背景を全ては説明しないのもクトゥルフTRPGっぽさがあるなとは思います…
個人的な推測ですが、あの種は毒を溜め込んで変化した人間の成れの果て→育てて発芽させることで、彼らの言う「新人類」になるというものではないかなと考えています。