以下、外史の重大なネタバレを含んでいます!外史第一幕を全て終えたプレイヤーのみ閲覧してください。
これまでのアナザーエデンの物語は、「円環を描く中で物語を駆動させる」という構造を取っているものが多く見られた。
小さいものでは外伝「ふたりの騎士と祈りの魔剣」における魔剣フェアヴァイレとアナベル、ディアドラの物語、それより大きいものでは聖剣パルシファルとオーガベイン、更に大きくなるとマドカとエデンが時の海(ズルワーン)に戻るというものまで様々な規模がある。
一方で今回の外史では、制御機構の暴走を止めようと、恐らく偶然開いた時空の門を何度もくぐり抜けるうちに、時層そのものが円環運動を始めるようになってしまい、物語が流転するようになってしまった。
そういう点では、この外史の物語はアナザーエデンの物語の根幹にある構造への挑戦と言えるかもしれない。