 | ふっふっふ……よくぞこの魔界の深淵に辿り着くことができましたわね！ 魔界を統べる混沌の姫君＜プリンセス＞にしてラヴィアンローズを駆ける漆黒にして可憐なる黒薔薇、シュゼット！降臨ですわ！！ これからわたくしが無力な地上人たちに、ラヴィアンローズでの接客の極意を華麗に教えて差し上げますわ！ さあ、震えて見ていなさい……わたくしの華麗なる舞いの姿をあなたたちの魂の奥底に刻み込みなさい！ （……まかないタルトの囁きがわたくしを現世に呼び寄せていますわ〜♪） |
Wave1・左テーブル(超絶話の長いおじいちゃん) 
 | ふえぇっ！？このおじいさん、話が長過ぎるのですわ……！ でも、わたくしの邪眼＜イービル・アイ＞をもってすれば、注文の内容は聞き逃しませんのよ！ わたくしがこのおじいさんの魂に呼びかけたら、それに呼応して注文をしてくださいますの。注文を魔導書＜グリモア＞に書き込むのはこの時ですわ！ |
Wave1・中央テーブル(メニュー通りの名前を言わないおじさん)
Wave1・右テーブル(アンドロイド連れのセレブ)
 | 憧れのラヴィアンローズに来たからには迷うのは分かりますわ……！ 甘味を愛するわたくしの同胞の魂の声に共鳴したすぐ後に注文を言いますから、聞き逃すことなく魔導書に記しておきましてよ。 |
Wave2・左テーブル(ハンター)
| な、なんかガラの悪いおじさまが座っていらっしゃるのですわ……！ 「何でも良い」って言ってますけど、ラヴィアンローズにいらしたからには必ずその魔性の味の虜になって頂きますわよ！ ってし、仕方なく注文したっていう感じがしましたわね…！？注文、じゃなくて召喚の仕方も雑ですし！ でもわたくしが注文を聞いたらオーダーしてくれるので、そこを聞き逃さずイービル・ミラーに写し取れば大丈夫ですわよ！ 儀式書の名前通りに召喚を行わないのは先程のお客様と同じですから、そちらの表を見て下さいまし。 |
Wave2・中央テーブル(先生カップル)
| な、なんか男の人が赫に染まっているのが遠目に見ても分かりますわ…！？ 男の人は慌てふためいていて注文を色々変えるから、魔導書への書き込みには気をつけてくださいまし！ 男の人は必ずドリンク→ケーキの順で召喚を行いますから、そこに気をつけてメモ……いえ、詠唱を書き記すのでしてよ！ |
Wave2・右テーブル(カップルを見守る学生)
| 会話の途中でしれっと注文をしてくるお客様たちですわね……！ わたくしの悪魔の耳＜イービル・イヤー＞をもってすれば聞き逃すはずもありませんわ♪ 男性の方が「何か言ったか？」という言葉を発してからすぐに注文が殺到しますから、しっかりと集中して聞き逃さないようにすれば大丈夫でしてよ！ 注文が終わったと思ったら不意打ちで追加されることもありますから、気をつけてくださいまし！ |
Wave3・左テーブル(自分語りおじさん)
 | いきなり自分語りを始めるおじさま……さすがにわたくしも胃もたれしてしまいますわ。 それに注文も途中でいきなり行うから油断も隙もありませんわ！ とても長い自分語りですが、召喚の儀を行うのはおじさまがこの言葉を発してからすぐでしてよ！ |
Wave3・中央テーブル(おじいちゃんと孫)
| お祖父様はお年を召していて召喚の儀式をきちんと行えていませんの…… でも、お孫さんはお祖父様の血脈を受け継いでいてきちんと甘美なる悪魔を召喚できますわ！ 呼び出すべき甘味の名前がちょっと違いますけど、これまで何回も出てきていることですし、問題なく対応できましてよ？ |
Wave3・右テーブル(優柔不断な女生徒2人)
| 今回のお客様の中で一番覚えるのが難しいものでしてよ……何回も注文をし直しますから、正確に魔導書に記録を残しておかないと大変なことになりますわ。 わたくしは魔導書にこのような感じでメモ……いえ、詠唱の痕跡を残してありますの！ ・ケーキ1→キャンセル ・ケーキ2→ケーキ5 ・ケーキ3→ケーキ6 ・ケーキ4→キャンセル→ケーキ7 ドリンクは毎回ラウラティーとラヴィアンブレンドを1種類ずつ頼んできますから、しっかりとケーキの種類に集中して聞き取るようにすれば良いですわ！ |
